Appearance
API — Ncost の事実を、自分の道具から使う
画面で確認できるコスト・根拠・結果を、画面の中に閉じ込めません。Ncost の公開 API は追加機能ではなく、製品の境界です。
Ncost は迷わず使える標準画面を提供します。そのうえで、組織固有の BI、通知、AI、レポート、承認フローは、公開後の API を使って既存の道具に残せる構想です。
API から取得できるもの 構想
| データ | 含まれるもの |
|---|---|
| Cost | 日次・月次の実測コスト、provider、account、service、SKU、resource |
| Resource | リソース識別子、構成、観測時刻、取得状態 |
| Finding | ルール、対象、推奨アクション、推定額、状態 |
| Evidence | 判定に使った facts、missing facts、危険条件 |
| Coverage | 取得できた範囲、欠測、権限不足、未検証 |
| Rule | 公開された判定条件、必要なデータ、version |
| Verified Result | 観測した変更、一致度、比較 scope・期間、想定額、実測額、符号付き cost delta。検証不能は Coverage に保留理由を残す |
これらは画面上の派生表示ではなく、APIでも同じID・同じ意味を持つ基本データです。「画面では見えるが取り出せない」状態を作りません。
画面とガイドでは対応する日本語を使います。名前の対応は用語 — 画面の言葉と API の名前を参照してください。
小さな API に保つ
OpenAPI と Bearer API キーを提供し、読み取りエンドポイントは上記の基本データとエクスポートに絞ります。Ncost 内の設定変更として必要な書き込みは、当面 write:tags による Virtual Tag の操作だけです。
次のための専用 API は作りません。
- JiraやLinearを再現するタスク・承認・コメント
- AIの推論過程やプロンプト管理
- Unit Economics、ROI、売上・利益配賦
- 任意SQL、任意JavaScript、顧客コード実行
- 汎用BIのダッシュボード定義
これらは Cost・Finding・Verified Result を取得し、利用者側で組み合わせられます。
キーの扱い
- キー全文は発行時に一度だけ表示し、以後は再表示しません
- キーは組織単位で発行し、
readとwrite:tagsを分けます - 一覧からいつでも失効でき、紛失時は失効して再発行します
- API 経由のタグ変更には、人間かエージェントかと producer を記録します
互換性方針
初期の API は、明瞭さを保つため破壊的変更を許容し、変更時に告知します。連携側は /v1/openapi.json の最新版を取得してから呼び出す設計を推奨します。
安定して利用される基本データとエンドポイントが固まった段階で、versionごとの互換性期間を定めます。未確定の互換性を先に約束するために、分かりにくいフィールドを残し続けることはしません。
機械可読ドキュメント
人向けHTMLに加えて、次を提供する計画です。
- サイト全体の索引を示す
llms.txt - ガイドとルールの Markdown 表現
- OpenAPI と JSON Schema
- ページの提供状態・最終更新・対応version
ルール・API・スキーマのリファレンスは、可能な範囲で実装から生成します。手書きの説明と実際の出力が別々に古くなることを防ぐためです。
エクスポート
API を継続して呼び続けなくても、Cost・Finding・Verified Result を CSV または JSON で取り出せるようにします。Ncost を使わなくなったあとも、これまで確認した結果を読める形式で保持できます。
AI による対話画面は必須にしない
AI チャットを Ncost の必須画面にはしません。公開後は、AI エージェントも OpenAPI と機械可読なガイドを読み、他の API 利用者と同じ根拠へアクセスできる構想です。
コード文脈の確認や独自エージェントとの接続は、Use your own toolsを参照してください。